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  <title>読書士ネネと「星の民の伝説」</title>
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  <description>始まりは無から、そして終わりは星まで。そしてネネは暇人そして読書士。</description>
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    <title>氷の章01</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>再生の神が眠りにつく遥かにもっと昔。<br />
それは突如に現れた。<br />
まるで再生と創造と破壊を待つかのように。<br />
<br />
それは人間で実験をした。<br />
大量の人間を人間に投下させ、自身が人間になる。<br />
そして全ての人間を―。<br />
<br />
その実験は成功した。<br />
神は人間と化したのだ。<br />
これをきっかけに人間と共にあろうとする星の神たちは人間と同じようになっていったとも言える。<br />
しかし&hellip;それの果てにあったのは、戦争という名の悲しき定めであった。<br />
<br />
神獣戦争。<br />
後にそう言われる戦は生命の神が眠りについて破滅していった星の数万倍もの星が消滅してくことになった。<br />
人間と共にいたいという神と、人間を自らの奴隷か虫かの扱いをすればいいと思ってる神と。<br />
一万以上ものの戦の果てに、辛うじて生き残った神は、強力なチカラで他の小さき世界をも支配していった。<br />
自らの元になった世界は破壊できずとも、小さい世界なら管轄して無理だったら破壊すればいい。<br />
そうして強大なチカラで支配した神を　始祖の神　と呼ばれるようになった。<br />
<br />
<br />
ーーーーーーー<br />
<br />
今は秋である。<br />
それなのに寒い。<br />
そうしていたら雪が降ってきた。<br />
どんどんと冷たくなっていくそれの周囲。<br />
それはとても熱そうな焼き芋を頬張りながら、のんびりとしていた。<br />
「うん、美味しい」<br />
満足しているそれに溜息をつきながら「おい&hellip;もういいだろ&hellip;」とイラつかせている人の姿があった。<br />
「んん？　なにが？」<br />
「何がじゃない。　むやみやたらに周囲に迷惑をかけるな」<br />
「いやいや、焼き芋美味しくて頬張ってるだけだよ。　というか最近おかしいんだよ」<br />
「おかしいのはいつもだろう」<br />
「いやいやいや！　違うんだって。　もうフレアがいないとチカラを抑えられないというかね！」<br />
「だったら連れてこればいい」<br />
「本人眠っちゃってるしさ。　仕方ないからこのまま散歩気分でカイルに会いに行こうよ。　最近どっちも忙しくて会ってないから顔が見たいんだ」<br />
楽しみだなぁ、とマイペースに焼き芋を頬張るそれを見て、それはとても深いため息をついた。<br />
<br />
</p>]]>
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    <pubDate>Sat, 17 Sep 2016 13:31:05 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>隠れた「神」の存在03</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>　夜。<br />
　イワンとネネとレストランで別れ、カイルとラピスは薄暗い公園である者を待っていた。<br />
「全く&hellip;どうしてこの世界に【ガーディアンフォース】がいるんだか。　【フォレスレター】は未だ不安定な状況だというのに&hellip;」<br />
「あまりそう言わないで下さい」<br />
　その者はいつの間にかカイルとラピスの所へと来ていた。<br />
　街灯があまり無いのにまるで正体を隠すような黒い服を着、短めな金のショートヘアーを無理やりしばり、同じく黒い帽子を斜めにかぶっている。<br />
「お久しぶりです、カイル様」<br />
「元気そうでなりよりだ、フラーミ。　にしても何故ここへ？」<br />
「私だけではありません。　クルスも他の【ガーディアンフォース】もこの世界に来てます」<br />
「&hellip;コアクリスタルだな」<br />
「未だに見つからないとは&hellip;何をしているんだお前達は」<br />
　先程のレストランの件なのか、イライラが溜まっているようなラピス。<br />
「仕方ないぞ。　適合しなければただの結晶体なのだから。　で、何故あのレストランでホールスタッフを？」<br />
「『彼女』の事が&hellip;気になっていたもので」<br />
　ふむ、とカイルはレストラン時の『彼女』の周囲の様子を思い出してみた。<br />
「確か、何かの王の騎士がいたようだな&hellip;。　しかし、それで何か分かったのか？」<br />
「カイル様、はっきりと言います」<br />
　きっぱりと言ったフラーミは真剣な眼差しでカイルとラピスを見る。<br />
「この世界に【星の民】は存在しております」<br />
「やはり&hellip;な」<br />
「しかし、気配が無い。　一体何が起きているのか、分かるか？　フラーミ」<br />
「はい、ラピス様。　そちらの方も無理やり情報を探してきました」<br />
　自信溢れる微笑みでフラーミはラピスを見る。<br />
　その様子に　はぁ、とラピスは溜息をつく。<br />
「だから&hellip;お前は」<br />
「えへへ&hellip;」<br />
「で、その情報とは？」<br />
「以前この世界で繁栄していた王宮があったらしいのです。　しかし、今は衰退　そして滅亡しておりますが、何故か死人だけが目覚めているということです。　この情報はクルスが確認済みです。　本気で蠢いていたらしいので」<br />
「クルスが確認済みなら、完全にその情報は100％の出来だな。　そして先程の騎士らしき人物も&hellip;」<br />
　そう。<br />
「あれも死人ですよ。　ただ、その王宮に【星の民】はいたらしいのですが　その後の痕跡がないのです。　そして『彼女』との関連性ですが&hellip;その【星の民】と同じ王宮に魔術師として住んでいたようです」<br />
「と言うことは『彼女』はその【星の民】と接触している恐れがある。　そういうことだな」<br />
　ラピスが冷静に言い、フラーミは頷いた。<br />
<br />
「お気をつけ下さい。　私たちも出来るだけの情報とバックアップは致しますが、この世界で何が起きてもおかしくありません。　それでは&hellip;」<br />
　そう言うと、フラーミは暗闇に紛れて消えていってしまった。<br />
&nbsp;</p>]]>
    </description>
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    <pubDate>Thu, 25 Dec 2008 19:44:52 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>隠れた「神」の存在02</title>
    <description>
    <![CDATA[「美味しいかい？」<br />
　そう微笑んで言っても、彼女は食べることに夢中なようだ。<br />
<br />
　ここは、いつものカフェレストラン。<br />
　いつも人が多く、いつも賑わいを続けている。<br />
　そう。　ここはこの町の憩いの場なのだ。<br />
<br />
「あー。　やっぱりここは料理全部美味しいわねぇ。　ねぇ、イワン。　追加注文してもいいかしら？」<br />
「あ、ああ。　いいよ、勿論」<br />
　そうそう。　いいですとも。　いつものパターンで僕が全部支払うんですから。<br />
　そんな裏事情を知らない彼女。　嬉しそうにホールスタッフの人に追加注文をし始めた。<br />
<br />
　刹那。<br />
<br />
　がしっ、と彼女の手を鎧を着た男が掴む。<br />
「な&hellip;なんなの、アンタ」<br />
　男は鈍く、暗い声で彼女にこう言った。<br />
「やはり、ここにいたか。　主がお前を必要としている。　おとなしくついてこい」<br />
　主&hellip;？<br />
「&hellip;や&hellip;やだ」<br />
　でも、彼女は嫌がっている。<br />
　そうだ。　ここで彼女を守らないと、誰が守るというんだ。<br />
「か&hellip;彼女、嫌がってるだろう！　その手放せよ！」<br />
<br />
「お客様」<br />
　自分とは違う、力強い声がカフェレストランに響き渡った。<br />
<br />
「申し訳ありませんが、このカフェレストランで騒動を起こさないで下さいませ。<br />
それに、他のお客様に不快な行為を与えるというのなら&hellip;私が第一に許せません！」<br />
<br />
「&hellip; &hellip;」<br />
　男は終止無言状態だ。<br />
「ふん。　今回はいいだろう。　それに、お前自身で来なければ意味が無いしな。<br />
いつまでも主はお前を待ち続ける。　そう&hellip;、永遠にな&hellip;」<br />
　そう言うと、男はカフェレストランから去っていった。<br />
<br />
「あ&hellip;ありがとう」<br />
　彼女は恥ずかしがりながら、ホールスタッフの人にお礼を言った。<br />
「いえ。　貴方達の為ではありませんから」<br />
　ちらりと、ホールスタッフの人はラピスさんたちの方向へ見つめた。<br />
<br />
<br />
<br />
「それより、ご注文が途中でしたね。　ご注文をどうぞ」]]>
    </description>
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    <pubDate>Sat, 02 Feb 2008 15:04:47 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>隠れた「神」の存在01</title>
    <description>
    <![CDATA[　ある一人の傭兵は洋風のレストランの外にいた。<br />
　平和なその場とは違う雰囲気で、通り過ぎる人々は怪しい瞳でその傭兵を見ていた。<br />
　傭兵がじっと見つめていたのは&hellip;一人の娘。<br />
<br />
　ふと、傭兵はニヤリと笑みをした。<br />
<br />
<br />
―　―　―　―　―　―<br />
<br />
<br />
　カイルとラピスはイワンとネネとは違うテーブルで食事をしていた。<br />
「にしても」<br />
「ん？」<br />
「貴方はいつまでここに滞在する予定なんですか」<br />
「さあ。ただ、彼女のことが気になってな」<br />
「&hellip; &hellip;？　彼女とはネネという子のことですか？」<br />
　ふとラピスはネネを見てみる。<br />
　彼女らも楽しく食事をしていた。<br />
「恐らく私が書いた「本」の持ち主だろうな。でもそれ以上に気になるのは&hellip;」<br />
「気になるのは？」<br />
「&hellip;彼女から懐かしい匂いがする事&hellip;か」<br />
　本気な顔でカイルは言ったのがまずかったのか、ラピスは怪しい目でカイルを見つめた。<br />
「いや&hellip;そういう意味じゃ&hellip;」<br />
「全く。　だから、サン様にいつも怒られるんですよ。　貴方ももっと学習してください！！」<br />
　キレつつも魚のムニエルにぐっさりと突き刺さったフォークが今の彼の怒りの程度がどれぐらいか分かる。<br />
「分かった。　分かってるって」<br />
　なんとかラピスの逆鱗を抑えたカイルはふと考えた。<br />
「&hellip;ラピス」<br />
「なんですか」<br />
　恐らく自分が察知している気配は違うと願い、恐る恐るラピスに言ってみた。<br />
<br />
「&hellip;この星には本当に「星の民」は存在しないのか？」<br />
<br />]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Wed, 02 Jan 2008 07:16:32 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>冥の章・後編</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>　【冥の章】<br />
<br />
<br />
　私はひたすら「シン」を探していた。<br />
　ノクト中をひたすらに探した。<br />
　それでもいなかった。<br />
　どこにもいなかった。<br />
<br />
　何故ほっといてしまったのか。<br />
　そして「シン」は何処に行ってしまったのかはわからなかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　消え去って何年も経った後、「シン」は魂となって<strong>『冥夜オブシディアン』</strong> の所にいるらしい。<br />
　オブシディアンに交渉してみると、逆に牙をむいてきた。<br />
<br />
　すぐさま気持ちは分かった。<br />
<br />
　だが、もはや事は起きた後。どうすることもできなかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　闇も愛も感情も全ては　この私の手で「無」となす。<br />
<br />
　そう、私の【母】の本体である「スフィア」の存在のみで、全ては生かされ全ては愛されるのだ。<br />
<br />
　それは、嬉しくもあり　そして私の悲しみの原点でもある。</p>]]>
    </description>
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    <pubDate>Sun, 08 Jul 2007 22:41:38 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>冥の章・前編</title>
    <description>
    <![CDATA[　私が倒れて一週間経った。<br />
　私はというと、珍しく不機嫌だった。<br />
　もう私の身体は絶好調だっていうのに、未だに介護みたいな状態になっている。<br />
　そして私の為にラピスが作ってくれるはしっかりとした和食ばかり。<br />
　ご飯でしょ。焼き魚に汁物。納豆とかたまについているときがある。<br />
　それをカイルが持ってきてくれる。<br />
<br />
　ありがたいのは山々だけど&hellip;。<br />
<br />
「&hellip;飽きた&hellip;」<br />
　呟いてみた。<br />
「もう飽きたよぉ！！もっとこう洋食とか中華っぽい食物食べたいっていうかぁ！！なんか、外食行きたいぃ！！」<br />
　そして叫んでみた。しかも、イワンに向かって。<br />
　美男の3人組は一瞬動きを止めて、私に向かって溜息をついた。<br />
　な&hellip;なんなの&hellip;一体。<br />
　そしてラピスとカイルは何やら出かける準備をし始めた。<br />
　イワンは私のほうへ歩いてきて、そっと言ってくれた。<br />
「やっと言ってくれたね。外食行くならいつもの所、行くかい？」<br />
「え&hellip;ええ」<br />
「ラピスさんもカイルさんも一緒に行きましょう。この地域で一番美味しい洋食レストランを知ってるんですよ」<br />
「ほう。さすがは「記者」だなぁ。丁度良かった。私もラピスの食事には飽き飽きしていた所だ」<br />
「&hellip; &hellip;」<br />
　ずぅん、とラピスは落ち込んだようで。<br />
　地面にへのへのもへを書き始めそうになっている。<br />
　そこへ、カイルが微笑んで「冗談だ。いつも美味しいぞ、ラピス」と言った。<br />
<br />
＊　＊　＊　＊　＊　＊<br />
<br />
【冥の章】<br />
　無に愛されていたのは闇なる存在だけではない。<br />
　その中の一つは「必然」として作られた存在だった。<br />
　だが時が経つにつれ、それは愛されるということをされなくなってしまった。<br />
<br />
　愛されなくなった存在は、心を黒くさせる。<br />
<br />
　そして存在さえ消えうせることとなってしまうのだ。<br />
　それを「リヴァス化」と言い、神々は恐れている。<br />
　己らの「不老不死」すら消えてしまうその病は「必然」として作られた存在すら蝕んでいった。<br />
<br />
　それすら知らずに無は闇を愛し続けた。<br />
　影でそんなことがあるとは知らずに。<br />
　<br />
　そして&hellip;事は起こってしまった。]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Wed, 27 Jun 2007 14:31:55 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>闇の章</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><br />
【闇の章】<br />
<br />
　「無」が1000年の眠りについている間。<br />
　星々は腐り果て、滅びの一途を進んでいった。<br />
　生命は「無」に還ることなく、消滅していった。<br />
<br />
　消滅された生命はもうどんなことをしても戻ることは無い。<br />
<br />
　運よく1000年生き残った星々は「無」を信用することは出来なかった。<br />
　寧ろ「何故眠ったのだ」と怒り狂うものさえ出てきた。<br />
<br />
<br />
　それでも一人だけ「無」を信頼し、待っていたものがいた。<br />
　片方になってしまった「闇」である。<br />
　「闇」は他の星々に嫌われながらも「無」を待ち続けた。<br />
　待ち続けて、待ち続けて&hellip;。内にいる神獣に傷つけられても。<br />
　それ故に自分の能力が「覚醒」し、自分を止められなくなったとしても。<br />
　自分を創ってくれた「無」を愛し、恋し、待った。<br />
<br />
<br />
＊　＊　＊　＊　＊　＊<br />
<br />
<br />
　うーん&hellip;体が重い。<br />
　なんでだろ。やっとあの本を読めたのに。<br />
　体が重すぎて、どうすればいいのか分からなくて。<br />
　いい匂いがした。<br />
　ああ、なんだろ。この美味しそうな匂い&hellip;。<br />
　もう今にでも「僕を食べて！」と言ってくるような匂いは&hellip;。<br />
<br />
　ああ、もう。この欲望抑えきれない！<br />
<br />
　「&hellip;食べ&hellip;たい」<br />
　最後の力を振り絞って私は声を出した。<br />
　その時、口の中にお米が入ってくる感触がした。<br />
　もぐもぐと口を動かすと水分が多くてほんのりと温かく、尚且つ甘い。<br />
　ああ、なんて幸せなんだろうか。<br />
　否。もう幸せというものではない。<br />
　まるで、天国のような。そんな感じがした。<br />
　「美味しい&hellip;か？」<br />
　虚ろに見えていたその人が驚くほど早く、鮮明に写りだされていく。<br />
<br />
　その人は紛れも無く、知らない人だった。<br />
　黄金の穂を想像してしまいそうな長い金髪に青の瞳。<br />
　なんていうの？何かしら物語に出てくる「王子様」みたいな。<br />
　そんな雰囲気に似ていたけど、それよりももっと繊細で。まるで温かい風がずっと吹いているような。<br />
<br />
　「あ。目を覚ましたかい？」<br />
　ふと扉からひょこっと顔を出したイワン。<br />
　「イワン、何で此処に&hellip;。それにこの人は何？」<br />
　「ネネが1週間音沙汰無かったから不安でね。それで丁度この人たちが通りかかってくれて開けて貰ったんだ」<br />
　「カイルという。よろしく」<br />
　カイルという知らない人は、私にすっと手を差し出してきた。<br />
<br />
<br />
　それがカイルとの出会いになったわけで。</p>]]>
    </description>
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    <link>http://nene.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E9%97%87%E3%81%AE%E7%AB%A0</link>
    <pubDate>Fri, 01 Jun 2007 04:19:09 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>二人組み</title>
    <description>
    <![CDATA[　二人の若者が、緑色に染まった道を歩いていた。<br />
　一人は長く金の髪に青色の瞳。<br />
　もう一人は短く後ろにしばっている白い髪に緑色の瞳をしている。<br />
<br />
　「なんだか、久々にこう何もかも解放されて歩くのはいいな。そう思うだろ？ラピス」<br />
　金の髪をはらりとさせてにこりと若者は微笑んだ。<br />
　「&hellip;だからと言って、何故１年の間も貴方の傍にいなければならないんですか&hellip;」<br />
　何十回目の溜息をつくラピス。<br />
　「１年なんてすぐに終わってしまうだろうに。ああ、それと私の『名』は絶対に口外しないようにな」<br />
　「分かっております。カイル様」<br />
　カイルは　それでいい　とラピスに呟いた。<br />
　「それにしても１年間、何処に行こうか」<br />
　「って、休息の計画はしっかりとしていないんですか！？」<br />
　「いや、全く全然。未開惑星に行ってのんびりしたいだけ。だから行く場所なんて何にも計画はしていない」<br />
　「&hellip;確かに。カイル様が休息を取れる場所というと未開惑星ぐらいですし。下手に他の惑星になんていくと&hellip;俺の責任が」<br />
　「ラピス&hellip;人をなんだと思って―」<br />
　いるんだ　という前に目の前にしたのは大きな館だった。<br />
　「なかなか立派ですね」<br />
　「確かに、結構大きいな。大富豪でも住んでいるのだろうな」<br />
<br />
<br />
　その大きな門前の玄関で必死にインターフォンを鳴らしている男がいた。<br />
　「&hellip;どうしたんだ？」<br />
　カイルは切羽詰っている状態の男に声をかけた。<br />
　「あ&hellip;もしかして、彼女のお客様ですか？」<br />
　「いや、ただ通りかかっただけだ&hellip;。だが、なにやら切羽詰っているのではないか？」<br />
　「そうなんです&hellip;」<br />
　しゅんとなりつつも男は話をし始めた。<br />
　「この館に住んでいるのは読書士という職についているネネという少女なんですけれど。ここ１週間どんなにインターフォンを押しても出てこないんです。彼女、結構自分から外に出ないことが多くて僕が食事に誘ったりすると行くっていって外に出るんですけど」<br />
　弱気な言葉が続いて、カイルは何やら嫌な予感がした。<br />
　「１週間音沙汰も無いのだな？」<br />
　「はい」<br />
　「毎日のように食事に誘っているのだな？」<br />
　「は&hellip;はい」<br />
　「彼女、料理が出来ないんだな」<br />
　「え&hellip;ええ、そうですが」<br />
　総合的に見ると、<br />
　「&hellip;もしかすると&hellip;倒れているかもしれないな」<br />
　カイルはそれしか想像ができなかった。<br />
　「え&hellip;ええええええ！？」<br />
　驚きに驚いた男。何やら天然っぽい所があるらしい。<br />
　「ど&hellip;どうしよう&hellip;」<br />
　「慌てることは無い」<br />
　カイルは自信気に微笑み、あるモノを懐から取り出した。<br />
　それは一本の&hellip;金の針。<br />
　「な&hellip;！何故貴方がそんなものを&hellip;！！しかも何処から出して&hellip;」<br />
　「ラピス、まだ驚くのは早いぞ？」<br />
　悪魔の笑みをして、カイルは叫んだ。<br />
　「カイルの七つの特殊能力！錠前破りをとくと見ろ！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　カチャカチャと小さな作業をして数十分がたった。<br />
　門のほうは、すぐに開いたのだが問題の扉が開かないのだ。<br />
　結構年が経過していると思われる古い扉を睨みつけてカイルは必死に鍵穴と対峙していた。<br />
　「あれだけ大きな事を言っておいて&hellip;。カイル様、まだですか？」<br />
　「う&hellip;うるさいなぁ。こっちは必死なんだ。静かにしろ、ラピス」<br />
　作業をしながら、カイルはふと呟いた。<br />
　「そういえば、お前の名前は？」<br />
　聞くのをすっかりと忘れてしまっていたのだ。<br />
　「僕は、イワンと言います。この地域の特集記事を書いています」<br />
　「ほう、記者か。彼女、ネネと言ったが&hellip;どんな関係だ？」<br />
　「ネネは、僕の初めての取材相手です。彼女を相手にしていると&hellip;どうも気になってしまって」<br />
　「恋愛関係と言ったところか？」<br />
　「ち&hellip;違います！！僕らはそんな関係じゃ！？」<br />
　イワンが顔を真っ赤にさせて抵抗をするその時。<br />
　かちゃりと心地よい音がした。<br />
　「お、開いたみたいだ」<br />
　古い扉が軋む音をしつつも開かれていく。<br />
<br />
<br />
<br />
　そこに倒れていたのは、<br />
　「ネ&hellip;ネネ！！！」<br />
　「お&hellip;お腹すいた&hellip; &hellip;」<br />
　噂の彼女、ネネだった。]]>
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    <pubDate>Thu, 17 May 2007 01:40:43 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>無の章</title>
    <description>
    <![CDATA[　あの夢から数日が経っていた。<br />
　何事も無く、何もしないでそのままその本を開くことなく。<br />
<br />
　寝るのに精進していた。<br />
<br />
　ただ、だらだらと居たわけではないが、　そのココロとは裏腹にだらだらと日々を過ごしていた。<br />
　本を読む気がしなかった。<br />
<br />
　それでもちらりと不思議な本の表紙を見る。<br />
　何度見てもぼろい。それが第一印象。<br />
　だが、ぼろくても何かに惹かれてしまうのだ。<br />
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　「読まなければ、捨てればいいのに」<br />
<br />
　読書士と言えど、本当に読んでも意味が無いものや自分用の図書館にある本は処分する。<br />
　それは本当に読んでみないと分からないことだが。<br />
<br />
　でも今回の場合は何かが違う。<br />
　捨てきれない。絶対に読まないといけないと感じてしまう。<br />
<br />
　「だったら読めばいいじゃない」<br />
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　そう言葉を口にして、ぴらりと表紙をめくってみた。<br />
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【無の章】<br />
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　無はそこにあった。<br />
　無は永遠の時を過ごしていた。<br />
　無は寂しかった。<br />
　無は自分を知らなかった。<br />
<br />
　ふと見つけたのが星だった。<br />
　小さな赤ん坊。無邪気にワタシの元へと現れた。<br />
　興味本心に傷を付かせてみた。わんわんとそれは泣いた。<br />
　次は殺してみた。手を止めることは無く、永遠に殺してみた。<br />
　だが、それは死ななかった。そして無邪気にワタシの元へと現れた。<br />
<br />
　これが、生命なんだとワタシは感じた。<br />
<br />
　それには「シオン＝アブソリュード＝スフィア」と名づけた。<br />
　シオンはワタシを「スフィア」と&hellip;「母」と名づけた。<br />
<br />
<br />
<br />
　年を重ねていくたびに、シオンのような者が現れていった。<br />
　シオンも寂しいようだったので二人の子供を創ってあげた。<br />
　子供は純粋なる闇から生まれた。後に「クロウリー」と名をつけることになる。<br />
　髪は白く、瞳は美しい灰黒。<br />
　一人は「オメガ」、一人は「シェイド」と名をつけた。<br />
　初めは「シェイド」は人懐っこくシオンに甘えてきた。<br />
　「オメガ」はまず感情が無く、いつも「シェイド」にくっついていた。<br />
　幸せの時はいつまでも続くと感じていた。<br />
<br />
　そんな時に事件が起きた。<br />
　無には一部「穴」が開いていたのだが、その穴に「シェイド」は吸い込まれるように落ちていってしまった。<br />
　手を指しのばしても無駄だった。<br />
　「穴」が行き着く場所は&hellip;死だ。<br />
<br />
　それからシオンは泣いた。泣いて泣いて泣いて&hellip;ある日混沌と共に寝てしまった。<br />
　ワタシも&hellip;「スフィア」も泣いた。泣いて泣いて泣いて&hellip;1000年もの眠りについた。<br />
<br />
　その眠りの間に「スフィア」はココロとココロが分裂してしまった。<br />
　母というココロと、神というココロの二つに。<br />]]>
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    <category>未選択</category>
    <link>http://nene.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E7%84%A1%E3%81%AE%E7%AB%A0</link>
    <pubDate>Tue, 15 May 2007 00:43:51 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>夢</title>
    <description>
    <![CDATA[　「うーん&hellip;」<br />
　イワンに貰った辞典を睨みつけて、私は唸っていた。<br />
　デーヴァなんとかっていってたっけ？<br />
　結構、古い言葉なのか理解が不能。どこからどう見れば、どう読めばいいのか分からない。<br />
<br />
　ああ、このままこれを読むことはできないのだろうか&hellip;。<br />
<br />
　「うーん&hellip;」<br />
　そんなのは嫌だ。だから諦めずに&hellip;。<br />
　「あれ？」<br />
　ふと窓を見つめてみたら、いつの間にか太陽がいなくなり静かな夜になっていた。<br />
　私が知らぬ間に、深夜になっていたのだ。<br />
　今日はここまで。そう思って、すこし冷たいベッドの中に入っていった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　夢の中で目覚めた私は、左右上下きょろきょろとしていた。<br />
　どこをみても、真っ白な空間。<br />
　そこに一人の少年がいた。<br />
　その少年は小柄で黒く長い髪をさらさらさせ、警戒心100％の赤い血のような瞳をしていた。<br />
　印象的には「ヴァンパイア」とか思っていた。<br />
　少年はじぃ、と私の方へ見つめ、歩み寄ってきた。<br />
　「それ」<br />
　私はその言葉に、どきっとしてしまった。<br />
　なんていうの？鈴が鳴ったような綺麗な声だったものだから。<br />
　同時に、「それ」とはなんだろうと思ってしまった。<br />
　「その言葉はデーヴァナーガリーじゃない。ココロで話しかけてみなさい。そうすれば、その本は自動的に書かれる様になる」<br />
　「こ、ココロで話しかけてみなさい&hellip;って、どうすれば&hellip;」<br />
　「君の探究心だ」<br />
　私の探究心&hellip;？<br />
　私の心を読み取っているのか、少年は頷いた。<br />
　「君の探究心は誰よりも大きく、誰よりも欲望らしきものがある」<br />
　「あ、貴方失礼よ！！欲望なんてものじゃないのに&hellip;」<br />
　「ヒトは一つだけでも欲望があったほうがいい」<br />
　その言葉に私は沈み込んでしまった。<br />
　否。それは心だけではなかった。<br />
　自分の身体共々、その白に沈み込んでいっている。<br />
　<br />
<br />
<br />
　そして完全に沈んでいった時には、朝になっていた。]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://nene.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%A4%A2</link>
    <pubDate>Wed, 25 Apr 2007 01:56:38 GMT</pubDate>
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  </item>

    </channel>
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